永代供養・永代使用とは?それぞれの特徴と違いについて!

皆さんは、永代供養についてどれくらいご存知でしょうか?一口に永代供養と言っても大変たくさんの選択肢があり、ご自身のニーズによって選ぶことができます。
また、永代供養を知っている方の中には、永代使用というものをご存知の方がたくさんいらっしゃると思います。
この二つは非常に似ているようにも思えますが、実際は違いがあります。
そこで今回は永代供養と永代使用の違いについてご紹介していきます。
 
 
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◆永代供養とは?

 
寺院や霊園が、身内のいない方のために遺骨を預かり、供養や管理を代行してくれることです。
最近では、供養に対する意識の違いや、お墓の継承者・管理者がいないことが増えてきているので、お墓が必要のない供養方法で注目されていいます。
 
しかし、永代とはいっても、遺骨の安置期間には一定の期限が設けられている所が多く、平均的に見ると33回忌までの所が多いです。
場所によってもっと長い所や短い所もあるので、しっかりと確認しましょう。
 
そして永代供養の安置法には4つのタイプがあります。
墓石安置型と合祀型、個別安置型、集合安置型です。
それぞれの特徴とメリット、デメリットを把握して自分の希望に合ったものを申し込みましょう。
 

◆永代使用とは?

 
永代使用は永代使用のみで使われる単語だけではなく、永代使用料や永代使用墓、永代使用権といったカテゴリも存在します。
永代使用は通常のお墓に使われる言葉です。自分やその子供だけでなく、何代にも渡りお墓を継承していくようなお墓のことを指しています。
お墓を建てる時に永代使用料を払い、その後は管理料などを払い続けることでお墓を維持します。
 
お墓を引き継ぐ人がいて、管理料を払い続けることを条件に永代にお墓を維持していくことができます。
その意味では条件付きでの永代と言っても過言ではありません。
 
ちなみに、お墓を建てる時に発生する永代使用料は永代使用権を取得するためのものです。
使用する権利を買うことはお墓の土地自体を買うこととは異なるので、土地自体の権利は違う人のもので、土地を借りているということになります。
 
永代供養と永代使用を比べてみると、単語は似ていても意味は大変異なることが分かります。
もし永代供養と永代使用の区別が曖昧になっている方がいれば、ぜひこの機会に区別できるようにしてみてください。
今回は永代供養と永代使用についてご紹介させていただきました。参考になれば幸いです。(スタッフ)