4月の境内はまだ冬の枯れた色ですが、足元を見ると春が来ています。
5月上旬になるとさわやかで美しい新緑に包まれます。
6月~7月にかけて梅雨に入ると約1カ月間、ほとんどの日が雨です。
12月下旬~2月にかけて雪の多い季節になります。
気温は平均0℃、寒波が来ると大雪になり、マイナス10℃ほどの寒さになります。
標高1,000mに位置する金剛宝寺の境内では、高地でしか見れない珍しい野草も目にすることができます。
また、平地で見られるものと同じ花でも高原に咲くものは色に深みがあり鮮やかです。
当山は国立公園内 となり、野草などの植物の採取は禁じられていますのでご注意ください。
瀬の本高原の3月は寒さも厳しく雪の降る日も多く、花も新緑もまだまだ先、といった冬の雰囲気ですが、よく足元を見ると春がそこまで来ていること感じることができます。
フキノトウ
イヌノフグリ
4月に入っても上旬はまだ少し雪の降る日もあり、まだまだ緑になりませんが、 草木の動きが感じられるようになり、下旬にかけてたくさんの野草が花を咲かせはじめます。
ハルリンドウ
フデリンドウ
ツバキ
ヤマザクラ
キランソウ
タンポポ
ツクシ
シャクナゲ
キンポウゲ
サギゴケソウ
スミレ
スミレ
境内も枯れた冬の雰囲気からようやくさわやかな若芽の色に変わります。
上旬には野草の季節もピークを迎えます。
スズラン
キイチゴ
ユキザサ
ニガナ
シロツメグサ
シバザクラ
ニシキゴロモ
ジロボウエンゴサク
瀬の本はさわやかな新緑の季節から、じとじとした長い梅雨の季節となります。
太陽の光も乏しく、花も少なくなる時期です。
ニワゼキショウ
ニワゼキショウ
アザミ
アザミ
ヤマアジサイ
長い梅雨は中旬を過ぎることもあり、梅雨が明けると短い夏がやって来ます。
アジサイは平地と違い、6月よりも7月中旬~下旬にかけてが見頃となります。
ホタルブクロ
ウズアジサイ
ネジバナ
高原も盛夏となり、暑く過ごしにくい日もありますが、朝は涼しくさわやかな時間が過ごせます。
境内で朝露に濡れて咲く花も涼し気な雰囲気です。
カワラナデシコ
ツユクサ
ゲンノショウコウ
ママコノシリヌグイ