行動指針

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2015年を生きて仏教とは何か?私たちは世の中に対して何ができるのか?
問いかけることがたくさんありました。初めて寺の外に出て、信徒や檀家で無い
多くの方とお話をしてお寺が社会の信頼を失っていること、長年続けてきた檀家制度に綻びが生じていることに気がつきました。
まずは私たちのお寺から改革を始めようと思います。
本当に日本の役に立つ仏教を届けたい。祈りだけでは解決しない生きてゆくうえでの悩み苦しみを少しでも減らしたい。
仏教はすばらしいけど、お寺やお坊さんは駄目だ。すべての方がそうでは無いにしても社会にそういわれるようなお寺のありかたを根底から変えてゆきたい。そう思っています。
私たちは社会が疑問視している活動を変えてゆきます。

1 高額な戒名料をとりません。
2 葬儀や法事は定価で安心してお願いできる価格を提示します。
3 本人が望まぬ形で10万円を超えるような高額な寄付を強請いたしません。
4 今生きている人が幸せになることを追求いたします。
5 私利私欲に走り、夜の街で素性を隠し飲み歩き社会に不快感を与えません。
6 他派や他宗を攻撃し自分の宗派だけが最高だと主張しません。
7 人を神のようにあがめ、祭り上げる活動はいたしません。
8 本人が望まない勧誘活動はいたしません。
9 人生が破綻するような信仰活動の強制、動員はいたしません。
10 政治的な主張を行い、政党を持ち政治活動をすることはいたしません。
11 法を遵守し、社会に害をなすような活動はいたしません。
12 社会の一員として今できる形で信徒・檀家以外の身内以外に役立つ活動をいたします。
13 お布施を払えない人が救われないという教えを否定いたします。
14 宗教の違いによって争うことをいたしません。
15 恐怖や不安を煽り、救済をちらつかせ高額な信仰商品を買わせるような活動、およびそれに類する行為をいたしません。
16 人や社会の善なる心、好意を育て社会が住みよくなる活動に注力致します。


私たちのお寺の行動指針をここに掲げ、これを実現すべく努力してゆきたいと考えております。(道陽)