墓じまいを(熊本地震など)ご検討されている方へ

昨今では少子高齢化で墓じまいをされる方も決して少なくありません。

この度の熊本大地震は、福岡・大分・熊本など九州全体に影響を及ぼし、熊本大地震をきっかけに、墓じまいを選択される方もいらっしゃると思います。

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先祖代々守り続けてきたお墓でも、出来れば修復をしたい、元に戻したいと切に願う方も当然のことでございますがそんな方もいらっしゃいます。しかし重くのしかかるのは、やはり費用的な問題が一番大きいでしょう。

さまざまな事情を抱えて苦渋の決断で、墓じまいという方法を選択することは、決して悪いことではありません。

大事なことはご無理をされることではなく、気持ちの良いご供養をすることが重要であり、これにつきます。墓じまいの手続きを簡単でありますがご案内させて頂きます。

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墓じまいをする場合、寺院に相談するのが大切です。

 

寺院に遺骨がある場合、必ず墓じまいのその旨をきちんと相談すると良いでしょう。

いきなりお墓を撤去したいというのは、今まで供養をしてきた寺院の人にも決して気持ちの良いものではありません。

墓じまいには、離檀料というものが必要になります。

あくまでもお布施なので高額な請求をされることはありませんが、寺院に相談せずにお墓の撤去を強引に進めたがために、高額な離檀料の請求に至った。というトラブルに発展したということも、悲しいことではありますが起こりうることです。

法的には定められたことではありませんが、お世話になったから礼をつくすという意味合いであり、お気持ちを納めるといった程度で問題はありません。離檀料 相場としては3万円~5万円程度が多いようです。当寺(金剛宝寺)のように離檀料を頂かない場所もございます。

 

改葬にあたり、墓地のある市区町村役場の窓口で改葬許可書が必要になります。

市区町村によって様式は異なり、必要な書類などもかわってくるため、問い合わせることが事前確認の意味で必要になります。

既存墓地の管理者の署名押印が必要なケースもございます。この場合、逆手にとるように高額な費用を請求するトラブルも耳にします。

明らかに費用がおかしい場合は弁護士に相談することをおすすめします。

先にあげましたが法的には支払い義務はありません。

墓じまいをした改葬先でございますが、永代供養墓を選択される方も多く、一つの選択として選ぶのも良いでしょう。

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墓じまいは、決して悪いことではありません。何よりも供養する心が大事でございます。

ご無理をするのではなく、末永くご供養ができる環境であることが何よりも大切です。(スタッフ)
 

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自然に還れる金剛宝寺の永代供養付き自然葬、墓じまいしてこちらにお見えになる方も多いです。

天空陵はこちらから
http://www.kongouhouji.or.jp/contents/tenkuryo/eitai/