永代供養の予算感、納骨などにかかる費用はどのくらい?

永代供養の予算感は、ここ数年でも大きく変わっています。
今後はますます費用が低下していくことが予想されますので、リアルタイムの情報をインターネットなどで確認しておくことが望まれます。
 
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インターネットの普及によって、葬儀の形態も費用も大きく変わりました。
永代供養が一般化したのも、インターネットの普及によるところが大きいでしょう。
スマートフォンの普及で、インターネットはますます身近なものとなっていますから、永代供養についての情報も以前と違ってたやすく得られるようになっています。
費用に大きなばらつきがあることも、人々は容易に知ることができるようになりました。
情報を得てから選べるようになったことで、費用の適正化が進みつつあります。
 
それはまさに進行中であるため、現在の予算感は数か月後には変わるかも知れず、一概にどうとは言えませんが、ボランティア感覚で引き受けているところは安く、ひとつの新規事業として考えているところはそれなりの額となっています。
納骨料込みの永代供養が10万円のところもあれば、150万円以上のところもあるといった具合です。
費用を抑えているところは、最初から合祀する場合がほとんどです。
遺骨を個別に仕切ったスペースに埋葬するのではなく、合同墓に他人の遺骨と混ぜて納骨されます。
墓石がある場合は名前を刻むことができるケースもありますが、33回忌などを区切りに、名前も消されることになっている場合が多いです。
最近は墓石の代わりに樹木を植える樹木葬も多くなっています。
その場合は名前をなんらかの形で刻む場合もありますし、そうしたことはしない場合もあります。
引受先によって、まちまちです。
いずれにしても、最初から合祀する場合は費用が安く抑えられます。
 
費用が高額になるところでは、普通の墓地のように個々の専用区画に墓石を建て、そこに通常通り埋葬するケースが多いです。
その場合でも33回忌などを区切りに、専用区画は更地にされ、遺骨は合祀されるというのがほとんどです。
その場合は墓石の撤去費用などもかかりますから、費用は高くなります。
永代供養料の他に、管理料が毎年かかる場合も多いようです。
 
永代にわたって供養を引き受けるというシステムは、まだ普及し始めたばかりであり、仕組みは各墓地によってまちまちです。
家族形態は戦後の家族制度の廃止でとうに大きく変わっており、本来はもっと早く普及することが望まれていたわけですが、インターネットの普及でようやく需要に応えるところが増えてきたという段階です。
今後は普及が進み、より利用しやすい費用となっていくことが予想されます。(スタッフ)