永代供養における注意事項って?トラブルを挙げてご紹介

「永代供養に関して、どのようなトラブルがあるのだろう?」
「注意しておくべきことはあるのかな?」
など、永代供養に関して疑問を抱いていませんか?
 
本記事では、永代供養における注意事項やトラブルについて紹介します。
 
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□永代供養とは
永代供養とは、霊園や寺院が代わりにお墓の管理・供養を行ってくれるものです。
近年日本では核家族化や少子高齢化によって、親族だけでお墓を管理できないケースが増えてきており、その流れに伴って永代供養が人気になってきています。
 
しかし、永代供養には気をつけるべき点もございますので、どのようなトラブルや注意事項があるかみていきましょう。
 
 
□どんなトラブルがある
*親族間
家族間の意見・意思の相違や、生前に申し込みをされた場合に気づかないなどがあります。
 
意見・意思の相違では、親族同士で意見が一致しないまま、なかなか納骨できないというパターンが多いです。
例えば、お墓の施設を下見に行った人と、実際に永代供養費を払う人が異なる場合には意見の収束がうまくいかないなどが挙げられます。
 
生前の申し込みに気づかないというケースでは、亡くなった方がご自身で契約をしており、永代供養費まで払い終えている時に発生しがちです。
基本的に永代供養では料金を払った時点で証明書のような書類を渡されるのですが、故人がこの書類を紛失していた場合に、親族が寺院に証明できずに揉めることがあります。
さらには、故人が契約していたことすら、親族が知らないままであるということも意外とあるケースなので、しっかりと伝えておきましょう。
 
 
*それ以外
料金に関するトラブルや、期間に関するトラブルがあります。
 
料金に関するトラブルでは、一般的に英題供養料は契約するときの支払いで完結するのですが、寺院や霊園の中には、その後の管理費や年会費が別途必要になるところもあり、ご親族に負担をかけてしまうケースです。
 
また期間に関するトラブルでは、合祀型の場合に起きやすいです。
ご親族が永代供養では、永代に渡ってご遺骨を管理してもらえると勘違いすることがありますが、実際はある程度の期間が過ぎたら、ご遺骨は他の人のご遺骨と一緒に埋葬するため、2度と取り出すことはできません。
この事実を知らないご親族がショックを受けてしまうことも、あり得ますので、永代供養の詳細をご親族にしっかりと教えておきましょう。
 
 
□最後に
永代供養は、近年流行を見せているものの、まだ馴染みがない人が多いです。
 
ですので、その詳細を生前にご親族にしっかりと説明しておくことが大切です。
 
また、ご本人だけではうまく伝えられない部分も多いと思いますので、依頼する寺院にご親族と共に相談されることをオススメします。(スタッフ)