永代供養をしてくれる期間っていつまでなの

新しい供養のスタイルとして普及している永代供養。まだまだその歴史が浅いこともあり、具体的にどんな契約内容をかわし、どのようにして遺骨が扱われるのか知らないという方も多いのではないでしょうか。中でも疑問として多いのが「永代供養っていつまでやってくれるの?」という疑問です。この先遺骨がどう扱われるのか分からないというのは不安ですよね。そこで今回は、永代供養っていつまで供養してくれるのか、永代供養の契約内容について詳しくご紹介します。
 
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□ 永代供養の契約ってどうなってるの?
 永代供養とは具体的にどのようなサービス内容で、遺骨はどう扱われるのでしょうか。
 結論から申し上げますと、遺骨は永代供養の契約を交わしたお寺がずっと管理してくれます。しかし、永代供養の契約には確かに「期間」の問題がつきまとうのも事実です。ではこの「期間」とは一体何の期間なのでしょうか?
 
□ 契約者は「個別墓」の期間を選ぶことができる
 永代供養の契約者は、「どれくらいの間、遺骨を個別墓に納めるか」を決めることができます。永代供養の場合、最初の数年間を個別墓で供養、その後遺骨を共同墓に移して合祀するという流れが一般的です。ですので、この「最初の数年間」を具体的に何年にするかを決めるのが、永代供養における「期間」の問題なのです。
 
□ 具体的に何年くらい個別墓に入るの?
 では、具体的にどれくらいの期間個別墓を利用するのが一般的なのでしょうか?一般的には三回忌や七回忌、十三回忌と言った節目の行事まで個別墓で供養、その後は共同墓に遺骨を移して合祀という流れが一般的なようです。しかし、三十三回忌までといった長期間個別墓を契約するパターンや最初から合祀してもらい、個別墓は一切利用しないというケースも多々見られます。
 また、当然ではありますが、個別墓に入る期間が長ければ長いほど多くの費用が必要となります。ちなみに、個別墓の種類は数多くのタイプから選べるお寺が多く、選ぶ墓石に応じても料金が変動します。
 
ご覧頂いた通り、永代供養では、どれくらいの期間「個別」を利用するかが料金やお参りのプランを考える上で重要な要因となります。これは納骨堂タイプの永代供養でも同じことが言えます。今後何年くらい個別墓を利用するのか、また何年肝くらいであれば無理なくお墓を管理できるのかなど各ご家庭の事情を十分考慮した上で、最適な個別墓利用期間を選べるよう家族でしっかりと話し合っておきましょう。(スタッフ)