仏教の本質に沿ってお彼岸のご供養をさせていただきました。

年2回のお彼岸ですが、今回もしっかりご供養させていただきました。

当寺の関係者もお参りができない場合でもこうやって毎年永代にご供養をさせていただきますので、子孫がお参りできなかったり、忙しくてなかなかお参りできなくても眠られている方々に丁寧なご供養を届けさせていただいております。

ご供養の一番大事なことは、故人に対してどんな気持ちをもってお参りするかです。儀式やお供え、お参りの作法など様々な要素はありますが、これらはもともと個人に対する気持ちを整える為の方便に過ぎません。

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どんなに豪華な祭壇を作り、最高のお供えをして多くの関係者を動員しても、お参りしている人の気持ちがズレていればズレた結果にしかなりません。目をしっかり見開いて、法事後のその人たちの人生をよくよく見ていただきたいと思います。良い法事は多くの人の人生を好転させますが、中身のない法事は特になにも変わらないどころかもう二度とやりたくないという関係者の気持ちを作るだけです。

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難しいことはさておき、仏教とは心を整え、正しい結果を導きためのものです。ご供養を通じて皆様が豊かで自由な人生を送り続けることが出来るようこれからも精一杯精進させていただきたいと思います。(住職)