永代供養の代金っていくらなの?損をしないための準備をしよう!

先祖が大切に守ってきたお墓。
もちろん大事にしたいですよね。
しかし、自分ではもう管理しきれない、自分が最後の子孫という状況に陥ることもあるかもしれません。
 
そんな時に頼りになるのが永代供養です。
利用を検討されている方もいるのではないでしょうか。
利用する際にはできれば損したくないですよね。
今回は、永代供養の代金で損をしないために知っておきたいことをご紹介します。
 
□永代の正しい意味を知る
永代は確かに、永遠や永久と似たような意味を持っています。
ところが、永代供養は永遠に供養するという意味ではなく、「ほぼ」永遠に供養しますよという意味です。
33回忌や50回忌で処分してしまうのが一般的であり、これよりも短いこともあります。
 
また、この年数が長ければ長いほど、支払う代金も高くなるのが普通です。
永代の意味を勘違いしていると、「え!なんでお墓がなくなってしまうの?」という事態が起きかねません。
もしそうなると、本来損をしていないはずなのに損をしたかのように感じられてしまいます。
申込みの前に遺骨を安置する期間はどのくらいでその代金がいくらなのか聞いておきましょう。
 
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□追加料金はどんな時に発生するか?
永代供養をするときに最低限払わなければない料金のことを一式料金と言います。
一式料金に含まれるのは主に、永代供養料、お布施、刻字料の3つです。
基本的に、申込みをするときにこれら3つの料金を払っておけば、後から追加で請求されることはありません。
 
しかし、業者が提供するプランによっては年間の管理料金を必要があったり、個別の法要に対しては追加料金を求められたりします。
代金を払う前に契約内容をよく確認するようにしましょう。
ちなみに永代供養料や法要料などの宗教行為に消費税はかからないと決まっています。
これも頭に入れておくといいでしょう。
 
□何人埋葬するのかをチェック
合祀にする場合は、2人なら2人分、3人なら3人分と、埋葬したい人数分の代金になるので注意です。
また、家族で一緒のお墓にするときは、納骨スペースの広さと何人分入るかをチェックしておきましょう。
もし、全員分入れるつもりだったけど入りきらないとなると、余分にお墓が必要になります。
安さを重視して永代供養にしたのに、気づいたら一般のお墓より高くなってしまっていたなんてことにならないよう気をつけたいものです。
 
以上が損をしないために知っておきたい内容です。
これらを知っておけば、
「もっと安いと思っていたのに・・・」
「思っていたのと違う」
このように感じることは減るはずです。
参考にしてみてください。(スタッフ)