AI、ロボット、IoT第4次産業革命と仏教道場

AIロボット、IoT第四次産業革命と言われる大きな時代の変化が訪れています。物作りで国を富ませてきた日本はこの流れに逆らうことは難しいでしょう。

少子高齢化で課題先進国といわれる日本こそこういった技術革新によって問題を解くことになると思っております。人の仕事が奪われるとか、より人間とは何か根源を問われるなどといった話題も増えてきています。技術が進歩して人の社会のありようは確かに変わってゆくことでしょう。

ただ技術を手にして扱ってゆくのは人間です。人間という生き物の本質やこの世界の法則といったものはほとんど変化していません。人間そのもの本質から社会を見てゆくと見えてくるものが変わってきます。当寺の仏教は視座を変える訓練を修行で身につけようと試みます。見る目を鍛え、正見(世界を正しく見る)ことを意識してゆきます

AIや機械に仕事が奪われると恐れる人も増えていますが、人の社会は人の社会です。人がその性質から何をしようとするかを予測することは技術として可能です。個人としての利益追求だけでは答えが出ないケースも多くあります。

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人間力や徳のない才ある人は性質上自分の利益を最優先として多く問題を引き起こします。

技術や能力を使って良いと信じて問題を引き起こすのです。人が人であるがゆえに気が付きにくい思考の死角があります。

当寺の仏教道場では個別にその人の価値観をみながら、議論をしてゆく中で気が付きにくい死角に気が付いてもらうことを大事にしております。視座が変わることは見えてくる世界が変わります。結果として人間力もつき、徳を積む利他行を実践する人になります。

同じ人同じ能力でも視座が変わり、視点を変えてゆくと違った結果が出てきます。年齢・性別・国籍・キャリア・時代を超えて通用する普遍性をもった視座を獲得するそういったヒントが仏教2500年の知恵の中にあります。

第4次産業革命、AI ロボット Iot 変化の激しい最先端の流れを追いかけている方々にこそ人の本質をつかむという仏教の視座は必要だと私は思っております。

是非興味のある方は仏教道場に参加してみてください。(道陽)


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