永代供養の予算感について種類ごとにご紹介します

「永代供養を検討しているけど、どんな種類があるのだろう?」
「永代供養は種類ごとに予算感に違いはあるのかな?」
など、永代供養の費用についての疑問を持っていませんか?
 
本記事では、永代供養の予算感について種類ごとに紹介していきます。
 
2018122410629.JPG
 
□永代供養とは
永代供養とは、何かしらの理由でご自身やご家族でお墓を管理できない場合に、霊園や寺院が永代に渡って管理を行ってくれることです。
元来永代供養とは、長年に渡って先祖を供養するような意味合いでしたが、現在ではお墓を受け継ぐ子孫などがいない場合などに、霊園や寺院に管理を任せるという意味合いが強くなっています。
しかし、永代といっても永久にお墓を管理してもらえるわけではありません。
一定の期間が過ぎると、ご遺骨はその他たくさんの方のご遺骨と一緒に供養されます。
この期間は大体13〜33回忌を目安に行われます。
 
そして、通常のお墓にも様々な種類が存在するように、永代供養にもいくつかの種類が存在し、ご自身のライフスタイルに適した形を選択することが重要です。
 
 
□種類と予算感
*合祀墓
永代供養の中では最もポピュラーな埋葬方法です。
亡くなった方のご遺骨が不特定多数のご遺骨とまとめて埋葬される方法です。
一度にまとめて埋葬するため、安価な費用が特徴的です。
しかし、注意点があり、数年ほどは個別にご遺骨を安置してもらえるのですが、その後は共同にご遺骨が納められるので、2度と特定の故人のご遺骨が取り出せなくなります。
従って、合祀墓を検討している方は十分理解した上で選択しましょう。
 
予算感としては、おおよそ3万円〜50万円になります。
 
 
 
*納骨堂
屋内にある納骨堂にご遺骨を埋葬する方法です。
天候の影響を受けずに、お墓参りができる点が魅力的です。
納骨堂の中には、ロッカー型といって個別にご遺骨を安置できるスタイルもあります。
ですので、霊園や寺院にお墓を管理してもらいたいけれど、合祀墓のようにご遺骨をまとめて埋葬されるのは嫌だという方には人気です。
しかし、一定の期間が過ぎたら、共同の合祀墓にご遺骨が入れられるところも存在するので、事前確認は必ず行いましょう。
 
予算感としては、おおよそ50万円〜100万円となっており、合祀墓に比べると費用がかかります。
 
 
□最後に
永代供養では、上記で紹介した以外にも様々な種類の供養の方法が存在しまが、費用を大きく分ける共通のポイントがあります。
 
それは、ご遺骨を共同で埋葬するか、個別で埋葬するか、という点です。
 
ですので、ご自身の許容の範囲と予算を照らし合わせながら、どのスタイルを検討するか決定していきましょう。(スタッフ)