先日は経済同友会博多支所の例会で、4年ぶりの外部講師という大役をお願いされて100名以上の経営者の方に「心の経営」というテーマでお話させていただきました。経営者の方には是非一度は聞いていただきたい仏教哲学や2500年の人類の叡智などを惜しみなく話してきました。
経営者というリーダーには、歴史と哲学が必須だと私は考えます。
歴史は繰り返すので、未来そのものとも言えますし哲学は何千年経っても経営者の愛読書であり続けています。これを学ばずして真のリーダーにはなれない事でしょう。
しかし、習うだけでは知識です。これを善悪を判断できる見識にして、いつでも実践できる胆識にしてこそ始めて一流ではないでしょうか。私達の仏教道場は、実際にやれたこと、学ぶことができることを中心に現代の言葉で仏教の極意を伝えています。
この会場でも、質疑応答はお坊さんのタブーと呼ばれるような質問が数多く飛んできました。
- 悟りはどうやって開くのですか?開いたらどうなるんですか?
- 仏教は経営の数字にどう影響するのですか?
- なぜ、お坊さんになったんですか?
どんな質問でも回答してこそ講師だと思っています。
皆さんもいつでも、どんな質問でもお答えいたしますので仏教で気になる、社会で気になることがあればいつでもご質問ください。
最後に講演に参加してくださった方々には素晴らしい出会いを深く感謝しております。