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2018年1月

永代供養とは?その注意事項もご紹介します!

今回は永代供養とは何なのかということと、注意点についてご説明いたします。
 
・永代供養とは?
永代供養とは、お墓参りをしてくれる人がいない、またはお墓参りに行けない方に代わって、寺院や霊園が管理や供養をしてくれる埋葬方法のことを指します。
 
ただ、「永代」とはいっても、遺骨の安置期間には一定の期限が設けられています。
一般的には、33回忌までを期限とするところが多いようです。
 
ただ、決まりはなく、各寺院や各霊園によって、17回忌、33回忌、50回忌、または相談で決めるなどバラバラなので、事前にしっかり確認するようにしましょう。
 
気になるのは「契約期間が過ぎた遺骨はどこへ行くのか?」という点ですよね。
多くの場合、合祀されて、他の遺骨と共に永代供養墓などで供養が行われるようです。
 
これも決まりはなく遺骨を土に埋葬する、遺骨の一部だけを骨壺に入れて残りは土に埋葬するなど、さまざまな方法があるので、これも契約前に確認しておきましょう。

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<永代供養の注意点>
・合葬型の場合
他の方のお骨と一緒に埋葬するため、後から個別に取り出すことができなくなります。
 
・散骨型の場合
お骨を粉骨(粉状に細かく砕きます)して、森や山や海に撒きますので、後から手元に戻すことができません。
 
・集合安置型の場合
安置期間(骨壷の状態で保管する期間)を過ぎてしまった場合は合葬されることになります。
多くは13回忌、33回忌のタイミングで合葬される場合が多いので必ず確認しましょう。
 
・個別安置型の場合
骨壷の状態で、個別に安置されますが、ほとんどは安置期間が決まっていますので、その安置期間が終わってしまいますと合葬されます(稀に骨壷のまま永代安置される場合もあります)。
 
そのお寺選びで注意しないといけない点ですが、まず、供養するにあたっての姿勢が信頼できるかどうかです。
また墓の造りや場所がしっかりしていることも大事で、このような点は、インターネットや人づての情報では分かりにくい部分であり、特に、信頼できるかどうかなんて実際に見ないと分からないことでしょう。
 
それ以外にも、費用が高すぎないか、逆に安過ぎないかなど、公園墓地や霊園ではなく、お寺であることを確認することも大事です。
なかには、お寺だと勘違いされる方もいるかもしれませんので、しっかりとその目で確認した方が確実と言えるでしょう。
 
金剛宝寺では独自の手厚い供養があり安心です。「どこでもお墓参(おぼーさん)」はお墓参り代行を動画で生配信する試み。
手厚い供養を新たな形で模索する意欲的なお寺です。
 
永代供養でお困りの方、調べてみたいと思われている方は、まずは金剛宝寺に相談してみましょう。
供養の専門家である住職や副住職が、親切丁寧に教えてくださいます。(スタッフ)

九州クリーニング青年会議様主催で講師をさせていただきました。

昨日は、九州クリーニング青年会議主催で講演会講師をさせていただきました。100名前後の参加だったそうです。

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場所は西鉄グランドホテルで、人生経験が私より遙かに上の先輩経営の方々に若輩の自分が何を伝えられるだろうかと少し恐縮しながらも全力で講話させていただきました。

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講演の途中、機材のバッテリーが切れて一時中断というトラブルもありましたが、会場の皆様の機転で無事乗り切る事が出来ました。

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流石クリーニング業界の方々、皆様気持ちの良い美しい対応でした。

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ご縁をいただきました関係者の皆様に深く感謝致します。ありがとうございました。

永代供養とは?普通のお墓となにが違うの?

「自分が亡くなったあとに入るお墓がなく、後継者もいないため不安に感じている。」「家族に迷惑をかけたくない。」
「永代供養は良いのだろうか?」「相場はだいたいどのくらいなのか」
このように悩んでいる方もいらっしゃると思います。
 
そこで今回は永代供養についてご説明します。

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①永代供養が良い理由とは?
永代供養は、子供や家族へのお墓の継承を前提としていないので、身寄りのない方や、後継ぎのない方の供養手段としてこれまで用いられてきました。
また、費用を工面できず墓石を建てられないご家庭の選択肢ともなっています。
 
しかし昨今、「子供に墓守りの苦労をかけたくない」「お墓には費用をかけず、お金を遺してやりたい」などと考えて、自ら永代供養を選ぶ方も増えてきています。
 
②相場はどのくらい?
永代供養の費用は寺院によって金額設定が異なります。
合葬だと安いところで3万円~15万円くらいでしょう。
納骨堂だと50万円くらい。
個人墓だと、墓地を買ってお墓を建てなければならないので、100万円から200万円はかかるかもしれません。
 
③供養の頻度や宗派は?
霊園や寺院が執り行う永代供養の方法は様々です。
毎日ご住職が読経をしてくれるところ、お彼岸やお盆だけ大々的に合同供養を行うところなど、頻度や規模は異なります。
 
また、ご自身の宗派に則ったご供養を希望される場合は、永代供養墓を管理している寺院の宗派を確認しましょう。
 
④維持費の有無は?
お墓の継承を前提とした一般的なお墓では、継続的な維持費用として「年間管理料」がかかります。
しかし、永代供養墓や永代供養付きのお墓ですと、お墓を購入した後の支払いはありません。
 
お墓に関わる費用は購入時に全て支払いを済ませ、金銭面の心配事を後に残しません。
管理料が一切不要の場合や、一括前払いのかたちで購入時の費用に含まれている場合など、プランによって様々です。
 
ただし墓所によっては、お墓の利用者が生前の間のみ、年間管理料がかかる場合などもありますので、費用の内訳をしっかりと確認しましょう。
 
<まとめ>
寺院業界は、一般の方からは不明瞭で解かりづらい部分が多く、良し悪しの判断が非常に難しい世界です。私達は、寺院としてはもちろんのこと一人の人間として喜ばれる活動を中心としていきたいと思います。
 
業界の常識にとらわれず、人や社会の問題を解決して役に立つ、また必要とされる、お互いが幸せで笑顔になる。そんな自由で夢のある世界を目指しております。
 
金剛宝寺は人が自由で幸せになるようお手伝いをし、みなさまに選ばれる「ここにしかない寺院」としてお役に立つことによって、法人としての向上を図ることはもとより、社会の発展に寄与していきたいと考えております。
ぜひお気軽にご相談下さい。(スタッフ)

永代供養の2つのメリットとその特徴とは?

永代供養とは、承継者に代わり、寺院や墓地管理者が永代、もしくは一定期間に渡り、遺骨を管理・供養するお墓です。
今回は永代供養のメリットと特徴についてご紹介いたします。
 
<永代供養墓のメリット>
メリット1:無縁墓にならない
永代供養墓のメリットは、お寺や業者が半永久的に墓地の管理を行ってくれるため、子孫がいなくても無縁墓にならないということです。
無縁墓とは、継承者、縁故者がいないと判断されたお墓のことです。
 
無縁墓を回避するために、さまざまな形式や手段が模索されてきた中で、今人気を集めているのが、永代供養墓です。
 
永代供養墓であれば、継承者が不在であっても管理は行われるので、お墓が無縁化してしまう心配がなく、無縁墓の増加に加担することがなくなります。
現在では、多くの人の共感を得て、希望者も増えています。
 
メリット2:手間がかからない
永代供養墓なら、お墓の管理や供養、維持などをお寺が行ってくれるので、手間がかかりません。
身内に手間や苦労をかけることもありません。
また、費用も料金支払い後は管理費が不要なので、金銭面も含めて、子どもや孫にお墓を継がせることを前提にしていません。

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<永代供養墓の特徴>
永代供養墓には、次のような特徴があり、お墓を持つことへのハードルは低くなっています。
 
特徴①:承継者がいなくても契約できる
一般的な墓地は子どもなどのお墓を継ぐ承継者がいないと契約できないのに対して、永代供養墓は承継者がいなくても契約できます。
 
特徴②:生前に契約できる
永代供養墓は、生前に契約することもできます。
また、料金一式を支払った後は、管理費が不要となります。ただし、存命中は管理費が必要な場合もあります。
 
特徴③:一定期間経過後に合葬される
はじめから合同で埋葬されるものと、一定期間(三十三回忌、五十回忌など)までは個人墓や家墓として個別に供養されての戸に他の遺骨と一緒に合葬されるものがあります。
 
特徴④:経営形態は公営・民営・寺院の3つ
永代供養墓の経営形態も、一般のお墓と同様、公営、民営、寺院墓地の3タイプがあります。
永代にわたって管理、供養を依頼する以上、きちんと管理されていて、経営母体がしっかりしている墓地を選びましょう。
 
人材、資金ともに潤沢な本山クラスの寺院なら潰れる心配もなく、半永久的に祀ることができるでしょう。
 
特徴⑤:宗旨・宗派を問わない
永代供養墓は、寺院墓地であっても、宗旨・宗派を問わずに受け入れるところが多いようです。
もともとお墓の継承者がいないという問題から生まれたのが永代供養墓なので、従来のお墓を持つための条件をすべて満たす必要はありません。
 
永代供養墓の利用条件は、お寺の判断にもよりますが、宗教・宗派・国籍は一切問わないというものから、仏教であれば宗派を問わないもの、寺の宗派への帰依が必要など、様々です。
 
これらのメリットや特徴がある永代供養をぜひご検討してみてはいかがでしょうか。
まずはお気軽にご相談下さい。(スタッフ)

KKTのテレビタミンでくまモンとコラボしました!

KKTのテレビタミンさんに取材していただきました!リポーターさんが水行するのをくまモンがお手伝いするという番組です。

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くまモンとのコラボは2度目ですが、ノリとツッコミのうまさが流石ゆるキャラの王者といった感じでした。

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というわけで、23日火曜日放送です。是非、見てみてくださいね。

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KKTのテレビタミンさん、
くまモンさん、楽しい時間ありがとうございました。

1月14日の冬の大祭、開運星祭りを無事終えました。


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星祭りを無事行う事が出来ました。関係者の尽力に感謝です。

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見ての通りの大雪で、準備期間中は軽く−10℃を超える大寒波の中での設営は下手な水行よりずっとこたえました。

行事中、素足くらいどうって事ないと思えるほど吹雪の日は酷い有り様でしたが、こうして無事に終われた事に感謝です。

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きっと、参加された方々も含め心身共に鍛えられてさらなる福が訪れることでしょう。
また、天空陵の御霊に対しましてもしっかりとご供養させていただきました。

関係者の皆様、厄祓いお疲れ様でした!(住職)

永代供養とは?知っておくべき4つのポイント!

今回は、永代供養について知っておくべき4つのポイントについてご紹介します。
 
1.寺院の永代供養と霊園の永代供養
永代供養を受け付けてくれるのは主に寺院と霊園です。
寺院だからといって、檀信徒契約を結ばなければならないということはありません。
また、霊園だからといって、供養は職員がするのか、というとそんなことはありません。
 
ほとんどの霊園は、経営主体が宗教法人ですし、そうでなくとも寺院と提携しています。
供養していただける寺院が必ずいるはずです。
どちらを選ぶかは、予算や立地など、さまざまな条件から考慮しましょう。
 
2.供養のなされ方
自分たちで供養できない位牌や遺骨を預けて代わりに供養をしてもらいます。
通常、遺骨は永代供養塔の内部で保管されたり、土中に埋葬されたりします。
 
3.永代供養墓の形態
遺骨を安置する永代供養墓の形態はさまざまです。

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・合葬スタイル
遺骨を骨壺から取り出して地下の共同カロートの中に埋葬します。
カロートの下部は土や砂になっていて、遺骨が土に還るようになっています。
礼拝できるような石碑の形をとっていることが多く、仏塔や仏像を据えることもあります。
 
・供養塔スタイル
外観は合葬スタイルとそっくりですが、内部構造が棚状になっていて、骨壺を並べて安置できる仕組みです。
十三回忌や三十三回忌などを迎えると合葬することが多く、供養塔の地下に共同カロートが設計されていることが多いようです。
 
・個別墓スタイル
最終的に合葬されること、つまり他の方と同じカロートに埋葬されることに強い抵抗感を持たれている方も多くいます。
 
4.永代供養にかかる費用
 
料金体系は寺院や霊園などによって大きく異なります。必ず個別に確認しましょう。
 
・永代供養料
こればかりは実に様々です。
10万円程度で受け入れてくれるところもあれば、100万円近くすることもあります。
合葬だけであれば数万円という寺院もあるので、個別にお尋ねしてみましょう。
 
石碑や霊標に故人の名前などを彫刻することがあります。
通常費用に含まれていることが多いのですが別途必要なこともあります。3~5万円くらいでしょう。
 
・仏壇やお墓の処分費
これまで祀ってお仏壇やお墓を処分するときにはまず必ず寺院に閉眼供養をしていただきましょう。
その謝礼は1~3万円程度でしょう。
 
お仏壇やお墓の処分費は大きさや規模にもよります。
お仏壇の場合は5万円前後。お墓の処分は墓地面積1㎡あたり10万円くらいが相場でしょう。
 
費用は本当に寺院や業者によって大きく異なるので、必ず個別の確認をおすすめします。
 
 
<まとめ>
ここ近年、様々な納骨及び永代供養のスタイルが確立されてきました。
宗教観も様々です。
今後の墓守をどのようにしていくか、さらには、ご自身の納骨スタイルなどを検討する必要があるのかもしれません。(スタッフ)

永代供養とは?多様化するライフスタイルを知ろう!

誰しも、いつか迎える「死」。日本では、亡くなった後は荼毘に付したあと、遺骨を骨壺に入れて墓に埋葬することが一般的な方法です。
 
しかし、先祖代々継承してきた墓も、少子化や非婚化にともない、管理する後継者が絶えてしまい「無縁墓」になるケースが増えています。
 
そんな中、生前から「永代供養」を望み、先祖代々の墓を撤去する「墓じまい」を行う人も少なくないようです。この「墓じまい」や「永代供養」とはいったいどんなものなのでしょうか?

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・約30年前に登場した「永代供養墓」
「無縁墓」は管理する人がいないため草が生え放題になり、景観を損ねることから問題視する声が大きいといいます。
なかには、管理料が滞納されている墓地の戸籍情報をたどって使用者や縁故者を探し、見つからなかった墓の使用許可を取り消し、遺骨を合葬して供養している霊園もあるようです。
 
そうした時代の変化も受けて、生前に新しくお墓を購入せず、すでに存在する墓があれば撤去して「墓じまい」をする人も急増しています。そこで、急速に普及しているのが「永代供養墓」です。
 
永代供養墓とは、墓を子孫が継承することを前提とせずに、多くの場合は不特定多数の人と合祀される墓のことです。
家族に代わって寺院や霊園が供養してくれます。
永代供養墓の歴史は比較的新しく、1980年代にお墓の承継と維持が難しくなったことを受けて登場したといわれる埋葬方法なのだとか。
 
・永代供養墓はコストも割安
墓が遠方にある人は、最低でも2回から3回現地に赴かなくてはいけないので、年末年始やお盆の休みなどを利用するなどして、計画的に進めることが必要かもしれません。
しかし金剛宝寺では、遺骨を寺院に直接持ち込む他に、ゆうパックで郵送する方法も選択できます。
 
ちなみに、金剛宝寺で永代供養墓へ埋葬してもらう場合、掛かる費用は年間管理費0円、墓石、工事費、永代供養込みで、追加費用なしの40万円。
しかし都内近郊で個別に墓地を購入するには、寺院で220万円から500万円、民営墓地の場合90万円から260万円が平均価格帯であり、永代供養は低価なことが分かります。
 
「これまでは、お墓以外に選択肢がありませんでしたが、最近は永代供養や納骨堂、海洋散骨など、希望に応じてさまざまな埋葬の選択肢が増えています。
子どもに迷惑を掛けたくない、お墓を管理してくれる子どもがいないという人も、永代供養にすることに抵抗感が少なくなってきているように感じます」
 
ライフスタイルが多様化しているなか、お墓選びは人生の最後を決める一大事。家族の希望も聞きながら、どこでどのように眠りにつくか、元気なうちに検討しておくことが望ましいのかもしれません。

TNCの「バリすご8」で九星隊さんが当寺の修行をされました!

TNCの「バリすご8」で九星隊(ナインスターズ)さんが修行した番組が1月14日、24:30から放送されます。番組の宣伝が公式からされておられましたのでご紹介いたします。厳しい修行にも真摯に取り組むとても素晴らしい青年達でしたので是非、番組を見て応援してあげてください。私も応援しております!

詳しい内容は番組でご覧ください。

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改宗とは、信仰する宗教を替えること

「改宗」という言葉、あまり聞き慣れないですよね。

改宗とは、宗教を替えることです。

日本人は特定の宗教を自発的に信仰しているという意識があまりないようなので、いまいちピンとこないかもしれません。

しかし、「宗旨替え」と聞くと、多少は具体的なイメージができるのではないでしょうか?

付き合いのあるお寺を替えることは、宗旨替えにもつながってきます。

現代は、学校や仕事や結婚などで、さまざまな土地に引っ越して生活します。

昔のように、生まれた場所で生活し続けて亡くなっていくことの方が、稀かもしれません。

こうした社会の状況が背後にあるために、改宗や宗旨替えは現実的な問題として私たちに迫ってきます。

離檀(りだん)とは、先祖代々を供養してくれたお寺を離れることですが、この記事では離檀家中心に、改宗や宗旨替えについて考えていきたいと思います。


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【檀家制度の始まり 家とお寺がセットになった】

 

日本国憲法では信教の自由が保障されています。

ですから、どんな宗教を信仰しても構わないのです。

とはいえ、個人の信仰とは別に、日本のイエ制度には常にお寺の存在がその背後にありました。

これは、江戸時代に幕府が敷いた「檀家制度」が現代にもなお影響を残しているからです。

民衆はかならずどこかのお寺の檀家として所属しなければならず、菩提寺は檀家の葬祭供養を独占的に取り仕切りました。

江戸時代まではそのような社会システムはなかったのですが、キリシタンの排斥や戸籍の管理のために幕府はお寺を出先機関のように利用したのでした。

その家に生まれる、あるいはその家に嫁ぐということは、必然的にその菩提寺の檀家になることを義務付けられます。

現代では、信教の自由が保障されているので、そうした強制力はありません。

しかし、代々の先祖の供養を任せています。

また場合お寺のお墓の中に先祖が眠っています。

このような状況下では、そう簡単にお寺を替えるなどできないでしょう。

現代においても、檀家制度は未だに強い影響力を持っているのです。

 

 

【現代人の悩み 墓じまいや改葬などで、改宗が迫られる】

 

大分生まれの人が東京の大学に進学し、就職したまま定住してしまった。

親は大分にいるし、先祖の仏壇も墓も大分にある。でも大分に帰る予定はない。

さあ、親を、仏壇を、墓を、どうしよう。

こうした話は本当によくあるケースです。

東京に生活の基盤があるけれど、親も先祖も大事だから、お墓を引っ越ししたい。

こう考えるのはごく自然なことです。

決してそのお寺が嫌になったとかではなく、やはり家から近い場所で手を合わせたいと思うからこそ、墓じまいや改葬をせざるを得なくなるのです。

現代において改宗や宗旨替えは、信仰心の問題ではなく、生活環境の変化の問題なのです。


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【檀家を離れる際には”離檀料”が必要なことも】

 

お寺の檀家をやめることを”離檀”と呼びます。

長年付き合ってきたお寺との関係を終えることですが、”離檀料”を請求されることもあります。

この離檀料に法的な根拠はありませんので、用意しなくてもいいですし、任意の金額でも構いません。

と、言葉では簡単に言えますが、これまでお世話になったお寺に「◯◯円を離檀料として納めてください」と言われてしまったら、やっぱりなんとかお金を工面して支払ってしまうものです。

お寺は"宗教"ですから、法律で割り切れないところがあります。

法律上は問題ないとしても、私たちの心情的に納得できるかどうか。

ここがとても大切で、とても難しい部分ですよね。

とはいえ、これまでお世話になったお寺です。

お礼の気持ちを込めてお布施として包む行為そのものは大切なことだと考えます。

金額については、もしも納得がいかないようでしたら、お寺と話し合いましょう。

それでも受け入れてもらえなければ、

「これが精一杯の気持ちです」

などと言葉を添えて、任意の金額をお渡しすればいいのではないでしょうか。

角が立つことはおすすめしませんが、それでも受け入れてもらえなければ弁護士などを立てるほかありません。

 

【寺院境内にお墓があって墓じまいする場合には、離檀は避けて通れない】

 

寺檀関係は、檀家の側から一方的に連絡を断ち切れば、自然に消滅させることだってできます。

もちろん筆者はそのような方法はおすすめしませんし、お寺との関係も、他の人間関係と同様に、礼儀正しくするべきだと考えます。

ただし、お墓が寺院の境内にある場合は、寺院との交渉は避けて通れません。

お墓や遺骨を守ってもらっているからです。

また、寺院境内での工事は指定石材店がいることが多く、費用も言い値になってしまうことがあります。

このあたりは十分に注意しておきましょう。

 

 

【戒名の授け直しが必要な場合もある】

 

さて、新たに檀家になるにあたって、新しい戒名を授からなければならないこともあります。

戒名とは菩提寺から授かる仏弟子としての名前です。

すでに他のお寺から戒名を授かっていることをよしとしないお寺もあります。

戒名は、宗派によって使用する文字や形式が異なるため、同じ宗派同士のお寺であればまだしも、宗旨替え、つまり違う宗派のお寺へ移るのであれば、なおのことその宗派に則った戒名を求められるかもしれません。

その場合、戒名料を納めなければなりません。

中には、すでにいただいた戒名のまま受け入れてくれるお寺もありますので、必ず事前に確認しておきましょう。


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【金剛宝寺の基本姿勢は ”来る人を拒まず、去る人を追わず”】

 

金剛宝寺には檀家がいないそうです。檀家制度に頼らないお寺なのです。

土地に縛られたり、先祖代々からの付き合いの延長として寺檀関係を維持するのではなく、どんな人でも受け入れるという、本来あるべきお寺の姿を目指して取り組まれています。

檀家制度は江戸時代の産物。それまで人々は、この家に生まれたからこのお寺を信仰しなければいけない、などと信仰が強制されることはありませんでした。信仰したいと心から思える僧侶やお寺に手を合わせ、喜捨(きしゃ:お布施などを施すこと)していたのです。

これが、信仰の本来あるべき素朴な姿なのかもしれません。

金剛宝寺には、檀家制度がないから、そもそも”離檀”という考え方もなく、当然、離檀料というものもありません。

また、すでに他のお寺から戒名を頂いている場合も、その戒名のまま受け入れてくれるとのこと。

しかも、もしもつけ直しを希望する人には、無料で新たな戒名を授けてくれるそうです。

”檀家”や”戒名”のような制度や形に捉われない姿勢。

これこそが、本来あるべき、お寺の姿のように思われます。 文責・十村井満

 

 

 

 

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