Temptech(テンプテック)を実現しよう

Temptech temple technologyから造語しました。

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今流れができようとしているフィンテックやアグリテックなどと同じようにテンプテックがあってもいいと私は思います。
私たちは他の分野と同じようにテクノロジーと既存の業界が結びつくことで今までと異なる変化を導くことができる可能性があると信じております。

私たちはテクノロジーを駆使して寺院サービスを生み出したり、見直したりする動きに挑戦しようと思っています。
お寺にまつわるユーザーの痛みを解決するために従来のあり方を根本から変えてゆく必要があると考えております。テクノロジーによって24時間申し込み対応可能、空いている設備、人員、空間のシェア、価格の透明性の確保、信頼性の担保、決済の容易さ、利用障壁の除去、成果の比較、寺院変更の自由。従来なら不可能であったことが可能になっています。

お寺にまつわる社会の課題を解決したいと思い開発したのが法事の動画配信「どこでもお墓参」です。
地域密着、近くなければならないなどの性質がお寺にはあります。心を扱う性質上親しみやすいところが選ばれることも多いです。反面、近くに良いお寺が無い、引越しや転勤があれば遠くて継続利用が困難になることも多いです。また一度選ぶと容易に変更が効かない性質のものです。こうした不便を見てもっと自由に手軽にお寺を使うことができても良いのではないかと考えるようになりました。
お寺付き合いが負担に感じる、敷居が高い、話しにくく相談しにくい、親切で良い僧侶に当たらない多くのお寺に関する悩みを聞くうちにこういったものがあっても良いのではないかと思うようになりました。

昔ながらのお寺付き合いが良いといわれる方には違和感のある方も多いと思います。
しかしながら、仏教の人を幸せにする働きお世話になった人への感謝という本質は残すように留意したつもりです。現代に合わせたお寺の形への挑戦です。今後も皆様の意見を聞きながら進化改良してまいります。

供養は欲しいけれども、事情があって手が出ない。どこに頼めばよいかわからない。忙しくて時間が取れない。直接お寺に行けない。そういった方々にひとつの解決方法をTemptechで提案できたら良いなと思っております。(道陽)